【当社のコンセプト】「まとも」な不動産会社~まともが貴重な業界~

【当社のコンセプト】「まとも」な不動産会社~まともが貴重な業界~

■概要
代表自らが投資家として、不動産業者を介した取引を何度も経験したが、その際「不動産業界は他の業界と比較して本当にレベルが低い」と感じた。
多くの人にとって不動産売買は人生で最高額の買い物(賃貸の場合でも大きな買い物)となるが、その水先案内人である不動産業者のレベルが低いことによって多くの人が損をしている。
損というのは、単純に「手数料を多く取られる」だけでなく「物件を高く入手させられる」、「低く売却している」、「自分のニーズに沿った物件が選べない」など多岐にわたる。
この状況はだいぶ昔から続いており、大手の不動産業者から、零細の不動産業者の大半に当てはまる。
私が不動産仲介会社を始めたのは、上記のような課題を背景にしており、「まとも」が少ない不動産業界において私のように「まともな不動産仲介業者」を求める人も少なくないと考えたからに他ならない。

私の考える不動産業界のおかしな点はいろいろあるものの、大別すると下記の3点に集約できます。

1.人材の質が非常に低く、社会人としての最低限のマナーが無い

不動産業者と会うと、公務員の方や、大手企業にお勤めの方などは特に強く感じられると思います。
例えば、まともなホワイトカラーの仕事に従事したことのある人であれば、待ち合わせの時間に10分遅れるとすれば、「遅れると分かった時点でどれくらい遅れそうか事前に連絡」し「到着したあとに謝罪する」のが常識ですが、私の付き合った業者は、事前連絡なしに、謝罪も無いのが少なくありません。これは彼らが悪気があってやっていることではなく、おそらくまともな企業に勤めたことが無く、常識が異なるので仕方が無いことなのだと思います。
これは氷山の一角で、一つ一つの連絡や作業に多くのあらが見られ、ストレスが溜まるとともに、不利益を被る事が少なくありません。そのほかにも下記のような特徴が目立ちます。同じ業界の人間として本当に恥ずかしいかぎりです。

・約束を守らない(少しくらい時間が遅れても問題ないと思っている)
・ちゃらちゃらした格好をしている(高級ブランドのベルトやバッグなど一般的なホワイトカラーではありえない格好)
・連絡の対応が遅い(メールが使えない)
・態度が横暴である
・状況を電話でしつこく聞いてくる(メール対応希望と伝えても聞かない)
・敬語が使えない
・面倒そうな対応

どうして不動産業界は人材の質が低いのか

不動産業界の人材の質が低いことは多くの人が感じられていることだと思いますが、それではどうして質がひくいのでしょうか。直接的に人材の質が悪い理由としては、一言で言えば「不動産業界にはブラック企業が多いため、就職先としての人気が低く、結果として普通の企業に入社することのできない人材が集まるため」です。どうしても不動産業界に入社したくてした人間は少なく、他の業界に就職できずに仕方なく就職した人が少なく無いという意味です。ではさらに深堀して、どうしてブラック企業が多いのでしょうか。それは、「ごり押しやグレーな行為が行われやすいため」です。ごり押しやグレーな行為は下記のような理由によります

ごり押しやグレーな行為が行われやすい理由

・不動産業界はノルマが厳しい
・不動産売買や賃貸は人生で数度しか経験しない(だましやすい)
・同じ商品が二つとない(人間よりも売り物に価値がある)
・同じものを複数社で売る:少し気を抜くと他者に案件をとられてしまう
・リピーターのお客様が少ない

2.違法行為、グレーな行為を平気で行う

多くの不動産会社はお客様の知識が少ないことを利用して、違法行為・グレーな行為を行っています。数多く発生しているものは下記のようなものです。
・おとり物件の掲載
仲介会社でよく見られる手口で、実際には存在しない物件(大変条件がよい物件)をインターネット上や不動産店舗の外側に掲載し、これを見て来店したお客様に「ちょうど今物件が決まってしまった、他にも似たような物件があるから見ていってください」と営業するパターンです。実際には存在しない物件を掲載するのはもちろん違法行為ですが、驚くほどたくさんの不動産業者で行われています。
・広告(AD)物件のごり押し
不動産会社の仲介物件の中には物件オーナーから広告料(契約が決まったら通常の手数料以外に支払われる)が出るものがあります。つまり同じ物件金額(賃貸にせよ売買にせよ)でも不動産会社が儲かる物件と儲からない物件があり、不動産会社によってお客様の希望に沿った物件ではなく、自社の儲かる物件をごり押しする会社が少なくありません。たとえばお客様の条件にあった物件が実際にはあったとしても「そういう物件は現状無い」とうそをつくことがあります。
・物件の囲い込み
不動産仲介会社はたとえば売買物件の場合、お客様は売主(物件を手放すオーナー)と買主(物件を購入する人)に分けられます。売主から物件の売却を依頼された場合、自社で買主を見つけることができれば、売主買主双方から手数料がもらえるのに対して、買主を他の不動産会社が見つけてきた場合は、売主側からしか手数料を貰うことができません。したがって売主から売却依頼を受けた不動産会社は買主を自分で見つけるために次のような行為を行う場合があります。
・売主が売りたい物件を不動産情報のネットワークややインターネット上に掲載しない
・他の不動産会社から問い合わせがあった際に「すでに売却先が決まった」などとうそをつく
これらの行為は違法行為ですが、発覚が難しいことをいいことに、大手不動産会社でも平然と行われています。

3.適切な競争が行われておらず、手数料が高い

通常資本主義社会においては、「神の見えざる手」によって適切な競争が行われ、よいサービスは高く、悪いサービスは安く、そして悪いサービスはいつか淘汰されていくべきものです。しかし不動産会社は前述のとおり人材の質が低く、サービスレベルも低いにもかかわらず、まるでカルテルのようにどの不動産会社も法令で定められた上限の手数料を請求しています(賃貸仲介はおおむね家賃1か月分、売買の場合は売買金額のおおむね3%)。これは不動産業者が取り扱う土地や物件には、同じものが二つと無く、よい物件さえ取り扱っていれば、どんなにサービスレベルが低くても顧客はその会社と取引せざるをえないことによります。不動産の契約は消費者にとっても、一生のうちで数度しか経験するものでなく、経験や知識が溜まりにくいことも、サービスレベルの低い業者をのさばらせることに拍車をかけています。