チリ共和国旅行に関する情報のまとめ

チリ共和国旅行に関する情報のまとめ

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チリ共和国の概要のまとめ

(1)正式名称 (和文)チリ共和国
(英文)Republic of Chile
(2)政体 立憲共和制
(3)首都 サンティアゴ
(4)面積 75万6000平方km
(5)人口 1505万人(2002年)
(6)民族 スペイン系75%、その他欧州系20%以上、先住民系5%
(7)言語 公用語 :スペイン語
(8)宗教 カトリック(88%)
(9)略史 1541年スペインの植民地となる。1818年スペインから独立。1970年アジェンデ社会主義政権誕生。1973年軍事クーデターによりピノチェト政権誕生。1990年エイルウィン政権成立、民政移管。
(10)在留日本人 108人(2000年)
(11)気候
ルーとの国境付近の砂漠地帯は年間の降水量がゼロに近い世界でも有数の乾燥地帯である。サンティアゴ付近は地中海性気候で、 高気温が摂氏30度、 低気温が10度と、一日の気温差が大きい。以下、南下するにつれ降水量が多くなる。

チリ共和国と日本との時差

日本との時差 :通常-13時間(3月中旬~10月上旬)
サマータイム サマータイム :10月第2日曜日0:00から3月第2日曜日0:00まではサマータイムが適用され、日本との時差は-12時間となる。

チリ共和国の祝日

1 月 1 日※ New Year’s Day (元日)
3月下旬~4 月 Good Friday (聖金曜日、移動祝日) 同上 holy Saturday(聖土曜日、移動祝日) (春分の日の後の満月の次の日曜日の復活祭前の金曜日と土曜日)
5 月 1 日※ Labor Day (メーデー)
5 月 21 日 Navy Day (イキケ海戦記念日)
6 月 29 日 Saint Peter and Saint Paul’s Day (聖パウロ・聖ペテロ)(6 月 29 日が火、水、木に当たる時はその週の月曜日、金に当たる時は翌週の月曜日に移動。10 月 12 日民族の日も同様。)
7 月 16 日 Virgin of Mount Carmel Day(カルメル山の聖母)
8 月 15 日 Assumption Day(聖母昇天の日)
9 月 18 日※ Independence Day (独立記念日)
9 月 19 日 Army Day(陸軍記念日)
10 月 12 日 Race Day (民族の日、6 月 29 日と同様平日の場合は必ず月曜日)
10 月 31 日 National Day of the Evangelical and Protestant Church(プロテスタントの日)(10 月 31 日が水曜日の場合その週の金曜日、同じく火曜日の場合前の週の金曜日に移動。)
11 月 1 日 All Saint’s Day (万聖節)
12 月 8 日 Immaculate Conception Day(聖母受胎日)
12 月 25 日※ Christmas Day (クリスマス)
(2011 年 3 月現在。土日と重なる場合の振替休日の制度はない)官公庁の休日 :上記祝日と土曜日、日曜日。銀行は12月31日も祝日。
※:上記4休日(元旦、メーデー、独立記念日、クリスマス)は、接客業、飲食店、ガ
ソリンスタンド、指定薬局などの例外を除き、全労働者に休日を与える義務あり。

チリ共和国のビジネスアワー

官庁 9:00~18:00(官公庁は金曜日のみ17:00終業、土日祝休み)銀行 9:00~14:00(土日祝休み)
商店 小売店 9:00~18:00(日曜日はほとんどの店が休業)
スーパーマーケット 9:00~22:00(年中無休、但し、元旦、メーデー、独立記念日、クリスマスの4祝日は休業)
ショッピングセンター10:00~21:00(年中無休、但し上記4祝日は休業)

チリ共和国の言語

業務 :スペイン語。英語はある程度通用する。
ホテル、買い物、食事 :スペイン語。ホテル、高級レストランでは英語が通用するが、市場、一般商店などではあまり通用しない。

チリ共和国の通貨

通貨 :チリペソ($)(米ドルの場合はUS$、U$と表記)

チリ共和国の在外日本関係機関と現地官公庁

●日本大使館
住所 :Ricardo Lyon 520, Providencia, Santiago 電話 :02-232-1807
Fax :02-232-1812
URL :http://www.cl.emb-japan.go.jp/index_j.htm
【チリの関係官公庁】
●チリ国際協力庁(AGCI)
住所 :Teatinos 180, piso 8, Santiago 電話 :02-827-5700
Fax :02-827-5792
URL :http://www.agci.cl/
E-mail :agencia@agci.cl

チリ共和国のホテル

サンティアゴの主なホテルは次のとおりである(詳細はPart3イエローページを参照)。チリ居住者の場合、ホテルの料金に消費税19%(2003年10月1日から。それ以前は18%だった)が加算されるが、一時滞在者の場合は、ドル払いに限り、パスポートと入国カードを提示すれば免税となる。ほとんどのホテルが米ドルの現金、トラベラーズチェックでの支払い、VISA、MasterCard、Diners Club、American
Expressのクレジットカードでの支払いが可能。
いずれのホテルでも長期滞在できる。長期滞在の場合、交渉すれば割引が受けられることが多い。
-出張者用として利用されるホテル
・Hotel Plaza El Bosque Suites
・Apart Hotel Santa Magdalena
・Apart Hotel Alessandria
・Hotel Nippon
-その他の主なホテル
・Hotel Neruda (Hotel Neruda Express) ・Hotel Atton (El Bosque, Las Condes) ・Eurotel (El Bosque, Providencia) ・Holiday Inn Santiago (El Golf, Airport)
-高級ホテル
・Ritz-Carlton Santiago
・Grand Hyatt Santiago
・Sheraton Santiago
・Intercontinental Santiago
・Radisson Plaza Santiago

チリ共和国の電源・電圧・コンセント形状

(1) 電圧
電圧は220V、周波数は50Hzである。日本国内で使う100V用電気製品を使用する場合は、アダプターとトランスが必要である。アダプターとトランスは、現地で購入できるが、品質は劣る。
(2) コンセント、モジュラージャックの形コンセントはC型で、2本のプラグを結ぶ直線の中央にアース用プラグをつけた電気製品をチリでは使用している。ただし、中央のアースがないプラグも使用している。電話の差し込みモジュ
ラージャックは日本と同形

チリ共和国の気候と服装

チリには四季がある。サンティアゴ以北の内陸部では夏(12~2月)には摂氏30 度を超す暑さとなる。また、海岸地方では夜間と日中の気温差が少ないが、サンティアゴを含む内陸部では、気温差が15度から20度に及ぶことが多い。冬は年に2~ 3日は氷点下になり、特に朝の冷え込みは厳しい。したがってチリでは、夏物から厚手の冬物衣料まで必要である。
サンティアゴ以南は雨が多く、冬季は山間部では雪も降る。寒さも厳しいので冬物の準備が必要である。いずれの季節も昼夜の温度差が大きく、夏でも夜間は上着が必要な時がある。
現地の既製服は種類も多く、比較的安く手に入る。日本人の体形に合ったものもあるが、一般に袖は長めである。セーター、コート類の種類も豊富にある。
革製品はアルゼンチン、ウルグアイなどからの輸入品も多く、デザイン、質ともに
よい。中国、台湾、韓国製の安価な合成繊維製品も多い。

チリ共和国での洗濯・ランドリー

クリーニング店は多く、ドライクリーニングが可能である。店によっては重量で料金を設定するところもあり、安価である。
また、アイロンなども購入でき、電気洗濯機は、家具付き住宅であれば備えられている。

チリ共和国でのチップ

(1) 習慣の有無
ホテルのメイド、ポーターなどのサービスに対しては、チップを払う習慣がある。
(2) 各種サービスに対するチップ
メイドには、短期滞在であれば、チェックアウトする日に1米ドルから5米ドル程度、ポーターにはサービスごとに1米ドルから5米ドル程度。高級ホテルでは5米ドルくらい払い、中級ホテルでは2米ドル程度でよい。
レストランでは食事代の5~10%を払う。食事の料金が低ければ10%が目安であ
るが、高くなれば5%程度でよい。

チリ共和国での食事・レストラン(外食)

(1) 一般事情
一般にレストランの開店時間は13:00~15:00前後、19:00~23:30前後。喫茶店、軽食のレストランは中休みがなく、継続して開店しているところが多い。コーヒー専門店は、チリに以前からある立ち飲みのほか、 近ではアメリカ系のチェーン店がある。
レストランの種類としては、肉料理、洋食一般、中国料理、フランス料理、イタリア料理、海産物料理など、豊富にある。和食レストランは、1990年代以降増加している。
昼食時のセルフサービスのレストランでは、食事前に勘定を済ませ、原則的にチップは必要ないが、それ以外のレストランでは、食事後に勘定をウエイター等に依頼し、7%前後のチップを置くのが一般的。
(2) 飲食店
チリの新聞社のホームページから、レストラン情報を入手できる。
具体的には、「El Mercurio」紙のhttp://www.restaurantes.emol.com
主なレストランや喫茶店は以下のとおりである。
<日本料理>
・Shoo Gun
・Japón(ハポン)
・Sushihana
日本料理店Shoo Gun
・Kintaro
・Izakaya Yoko
<中国料理>
・Hong Yun
中国料理店Hong Yun
<喫茶店>
・Starbucks Coffee
<その他>
・Los Adobes de Agromedo
・Bali Hai

チリ共和国の食べ物

(1) 一般事情
肉、野菜、乳製品、果物などが安価で豊富にあり、食生活で困ることはない。特に果物は甘く非常に美味である。
また、チリは世界でも有数の水産国で、ウニ、カキ、ホタテ、ヒラメ、サケ、マス、スズキなどが豊富である。ただし、水揚げから店頭に並ぶまでの保存状況に不安があるので、鮮度には注意を要する。
アワビ(ロコ貝)は資源保護のために禁漁期間が設けられている。その期間には勧められても買わないこと。
(2) 主な食品の出回り状況
主要な食料はスーパーマーケットで入手できる。野菜、果物などの鮮度のよいものは専門店に行くと見つかる。
チリ産の米はインディカ米の細長タイプで、スーパーマーケットでは1kg単位で販売されている。特級品、1等級、2等級の3種類がある。カリフォルニア米やもち米は後述する中国および韓国食料品店で入手できる。
ワインは現地の特産品のひとつであり、種類が豊富で安価である。ワインを蒸留したピスコ酒(アルコール分約30~45度)もよく飲まれている。ウイスキーやブランデーなどは輸入品がひととおり揃っているが、安価ではない。
水道水はもともとのミネラル分や消毒剤の塩素化合物が比較的多く含まれているため、飲用には湯ざまし、市販のミネラルウオーターを用いるのが無難である。ミネラルウオーターには炭酸入り(con gas)と炭酸なし(sin gas)の2種類がある。

チリ共和国での食料品の入手

青空市場(Feria)が各居住地を巡回するほか、スーパーマーケットが多数ある。商店は通常、月曜から金曜の10:00~18:00、土曜は14:00ごろまで開店しており、日曜、祝日は休みである。スーパーマーケットは通常、元旦、メーデー、独立記念日、クリスマスなどの祝日以外は土日祝日も営業し、8:30ごろから21: 00ごろまで開店している。
主なスーパーマーケットや商店は次のとおり。
<スーパーマーケット>
・Jumbo
・Unimarc
・Lider
常設市場としては中央市場(Mercado Central)があり、魚、肉、野菜などを扱っている。なお、葉野菜はスーパーマーケットなどの信用できる店で買うことを勧める。スーパーマーケットでは水耕栽培や生産地のはっきりしている葉野菜を販売しているが、市場の場合、生産地を特定することは困難である。
主な市場は以下のとおりである。
<市場>
・Mercado Central(中央市場)
・Han Kuk
・Assi-Market
・Agua Viva
・Shirakiku

チリ共和国での日用品・雑貨の入手

スーパーマーケットで入手できる。ただし、文房具類は、文房具専門店Lapiz Lopezが比較的品揃えが豊富である。

チリ共和国での換金・両替の方法

米ドルの現金、トラベラーズチェック、円などの外国通貨などをチリの通貨ペソに換える場合は、「Casa de cambio」と表示がある両替商で行う。その日の換金レートは店頭に表示されている。銀行口座を持っている場合は、ドル現金、トラベラーズチェック、円などの外国通貨を口座に振り込むこともできるが、トラベラーズチェックは、発行銀行と提携している銀行のみ可。
また、円からペソへ換金する場合は、両替商ではレートが悪いので避けたほうがよい。なお、唯一の日系銀行である三菱東京UFJ銀行サンティアゴ支店では、日本のる三菱東京UFJ銀行発行のトラベラーズチェックは取り扱っていないので注意を要する。
サンティアゴの中心街には両替商が軒を並べている。ただし、なかには高いレートで客を呼び込んで詐欺まがいの行為をする人もいるので、信用ある両替商で換金すること。両替商は土曜の午後、日曜、祝日は営業しないが、ホテルでは日曜、祝日でも換金できる。しかし、レートは両替商より劣る。また、新市街のショッピングセンターでは、週末でも営業している両替商がある。

チリ共和国でのクレジットカード利用

小切手が普及しているチリでも、 近は、小売店ではクレジットカードを利用する人が増えている。VISA、MasterCard、Diners Club、American Expressなどのカードは、一部小規模の商店やレストランを除き、あらゆるところで使用できる。
キャッシュディスペンサーがサンティアゴ市内のいたるところに設置されており、日本で発行された国際クレジットカードであれば、ペソ現金を引き出すことができる。

チリ共和国での移動・交通

(1)一般事情
チリでは、遠距離には航空機や長距離バス、近距離ではバスやタクシーの利用
が多い。鉄道は主として物資の輸送に用いられている。
<航空>
チ リ に は 、 サ ン テ ィ ア ゴ 国 際空港( ス ペ イ ン 語名 Aeropuerto Arturo MerinoBenítez、URL :http://www.aeropuertosantiago.cl/)のほか、大型機用空港が10カ所、小型機(セスナ機)用空港が約120カ所ある。
国内主要幹線はLan Chile(URL :http://www.lan.com)、Sky(URL :http:
//www.skyairline.cl)、PAL(URL :http://www.palair.cl/)の3社が運航しているほか、小型機用空港間では、地元の航空クラブが、依頼があればセスナ機の有視界飛行を行っている。国際便は、中南米諸国の航空会社のほか、アメリカ、ヨーロッパからも航空会社が乗り入れている。
大型機用空港が近くにない地域での緊急事態には、セスナ機の利用が考えられるが、操縦士を含めて 大乗員4人の有視界飛行のため、夜間と悪天候時には使えないという制約がある。
<長距離バス>
長距離バスは、北部のペルーとの国境から中南部のプエルトモンまで約3000km のパンアメリカンハイウエイを運行している。夜行寝台定期便は出発時間が比較的正確で、車内にトイレが設備され、食事、飲み物のサービスもある。
主要国内路線のほか、サンティアゴ~リマ、サンティアゴ~メンドサ(アルゼンチ
ン)~ブエノス・アイレス間の国際線も運行されている。
<鉄道>
鉄道は、国内路線が北部イキケから中南部チッジャンまでの約2400kmに敷設されているほか、北部のアリカおよびアントファガスタとボリビアのラ・パス、アントファガスタとアルゼンチンのサルタを結ぶ国際線がある。
遠距離都市を結ぶ急行列車、寝台列車もあるが、車両、路線の整備が十分でなく、遅延することが多い。サンティアゴから南方へは旅客、貨物ともによく利用されているが、サンティアゴから北部へは貨物のみである。
<地下鉄>
サンティアゴ市内で6:30~22:30ごろまで運行している。東西に走る1号線、南北に走る2号線が従来から運行しているが、これに加えて、4号線、5号線が運行している。
朝夕の通勤時間は相当のラッシュになるが、振動は少なく快適である。時刻表はない。注意事項としては、特にサンティアゴ中心部付近の線区ではスリが多い。
<市内路線バス>
2007年2月から地下鉄と市内路線バスを組合せたTransantiagoと呼ばれる交通システムが開始している。利用時は、地下鉄窓口または「bip」の看板がある店舗で専用のプリペイドカードを購入する必要がある。地下鉄は1回利用券の購入も出来るが、市内路線バスは、専用プリペイドカードでしか乗車できない。市内路線バスは、アルファベット1文字と数字2文字による運行路線表示がある各ブロック内短距離路線バスと、数字3桁による運行路線表示の、複数のブロックを走行する幹線バスとに分かれている。
通常、この路線バスは前から乗り、後ろから降りる。路線網は非常に細かく、その分複雑である。フロントガラスに取り付けられている行き先表示は見づらく、次の停車地を知らせるアナウンスもないため、慣れるまでに多少の時間を要する。ここでもやはり、サンティアゴ中心部付近の線区ではスリが多いので注意すること。
<タクシーなど>
サンティアゴ市内には、タクシーと指定路線を走るコレクティーボ(乗り合いタクシー)がある。タクシーは、日曜、祝日と21:00以降は50%割増料金になる。料金はメーター制で、初乗り料金に、時間と走行距離の料金が加算される。
ハイヤーは、空港ターミナル、ホテル、観光会社に属するものがある。外国人に法外な料金を請求することがあるので、乗車前に確認すること。
サンティアゴ市内ではラジオ(無線)タクシーが普及しており、電話をすると30分前後で来てくれる。料金は、流しのタクシーと同じでメーター制であるが、ラジオタクシー会社が管理しているので安心できる。
(2) 空港から市内への移動
サンティアゴ国際空港には、到着ターミナルにサンティアゴ市内までのシャトルバスとオフィシャルタクシー、乗り合いタクシー(人数が少ない場合は乗用車で、多い場合はバンタイプの車両が出る)のカウンターがある。どれも所要時間は市内まで約30分である。ただし、朝夕の通勤時間帯は渋滞のため、多少遅れる。
オフィシャルタクシーの場合、サンティアゴ市中心部(通称セントロcentro)までの料金は、約30米ドル前後である。シャトルバスはサンティアゴ市中心部まで3~4米ドル、乗り合いタクシーは約12米ドルである。

チリ共和国での交通事故・盗難への対処

(1)対処方法
速やかに 寄りの警察(電話 :133)に連絡して事故調書を作成してもらう。また、保険会社へも連絡する。救急車の呼び出しが必要な時は、警察への通報電話で依頼するか、緊急番号131に連絡する。
物損事故で車両が動かなくなった時、任意保険でカバーしていれば保険会社に手配してもらうが、保険をかけていない場合は、修理会社またはレッカー車両会社へ依頼する。人身事故の場合は、いったん警察に車を証拠品として押収され、あとでレッカー車両代と駐車保管代が請求される。
事故現場にはやじ馬が集まる。そして、相手側から責任のないことを強硬に主張されることが多い。こういう場合、外国人は言葉の問題からくる不利は免れられない、ということを心にとめておく必要がある。
また、バス、トラック、タクシーの運転手の場合は共同で弁護士を抱えているケースが多く、トラブルが生じた時は長期的な裁判に持ち込まれることがよくあるので、信頼のおける弁護士や現地の事情に詳しい知人に相談し、示談にするのが賢明である。
(2) 救急病院
救急病院専門ではないが、Clinica Alemana、Clinica Los Condes、Clinica
Santa Mariaの救急部門がよく利用される。
(3) 車両の盗難、車上荒らし
車両本体の被害は比較的少ないが、路上駐車中に鍵穴を壊されたり、窓ガラスを割られたりして部品や車内の物品を盗まれることが多い。できるだけ警備員がいる駐車場を利用し、夜間はトランク内にもものを置かないようにすること。盗難防止
警報装置が出回っているので、修理工場などで装着してもらうと安心である。

チリ共和国の風俗・習慣

チリは、スペイン、ドイツ、イギリスなど、西欧諸国の影響を受けており、これに独自の風土からくる文化が加味されている。したがって、ラテン的気風はあまり見られない。
太平洋、アンデス山脈、アタカマ砂漠に囲まれ、ほかの中南米諸国から隔絶された歴史を有するためか、他国への関心は深い。
規律を守り、儀式を重んじる国民性である。

チリ共和国でのタブー・禁止されている言動

通常の社交マナーを心得ていれば、特に問題はない。

チリ共和国の出入国手続き

11-1 入国
(1) 空港施設概要
1994年3月に完成したサンティアゴ国際空港の新国際ターミナルビルは、3階建ての近代的な建物である。到着した飛行機は乗降ブリッジに接続され、乗客はターミナルの2階に出る。係員の指示に従って廊下を進み、エスカレーターで1階に降りると正面がイミグレーションである。
入国審査が終わって左に進むと、荷物引き取りラウンジがある。荷物を受け取ったあと、対面の税関検査所を通り、両側にある自動ドアを抜けると到着ロビー(出迎えポイント)に出る。
空港ビルの外に出て、正面の車道を横断すると大駐車場になっており、送迎の車
はここに止められる。
(2) 入国手続き書類
機内で入国カードと税関・検疫申告宣誓書が渡される。

(3) 入国審査
入国審査では質問をされることもある。通常、係官はスペイン語で話す。入国カードの写しとなる2枚目の用紙は、旅券と共に保管して紛失しないようにする必要がある。短期滞在者の場合は、出国時にこの用紙を出国審査で提出する。長期滞在者の場合は、滞在ビザ申請手続きの際に提出する必要がある。
(4) 税関検査
税関検査所では、まず検疫係員に税関・検疫申告宣誓書を提出する。この宣誓書には、正確に記載する必要がある。宣誓書に動植物製品・食品の持ち込みなしと記載して、検査で見つかった場合、 低でUS$140ドル相当額の罰金が科せられることがある、虚偽の記載がないよう注意する。動植物製品に当たるものがある場合、宣誓書に持ち込みありと記載し、検査時に正確に申告する。
次に荷物はX線透視カメラの機械に通さなければならない。また、係官の判断に
より開梱して検査を受ける場合もある。特に箱やジュラルミンのスーツケースなどは、必ず検査を受けるといってよい。
なま物、種子類および果実(干しシイタケ、梅干しなども含む)は、検疫上、手荷物では持ち込めない。持込の必要がある場合、日本の動物検疫所、または植物検疫所で検疫証明書を取り付け、必要な手続きを踏む必要がある。
(5) 空港内での留意点
まれに置き引きなどがあるため、手荷物は手元から離さないこと。日本人報道関係者が、搭乗手続き前に荷物からいったん離れたすきに、報道取材用機材一式すべてを持ち去られたこともある。
(6) 出迎え
該当情報なし。

(7) 空港からの主な交通手段
オフィシャルタクシーを利用すると、サンティアゴ中心部までは約30米ドルかかる。
空港出口付近にあるカウンターで行き先を言ってチケットを購入する。
シャトルバスはサンティアゴ市中心部まで3~4米ドル、乗り合いタクシーは約12 米ドルである。
(8) その他の留意点
飛行機の経由地での荷物積み替えにより、預けたものが人より遅れて到着することがある。当座の着替えや洗面用具、仕事上すぐに必要なものは、手荷物にしたほうが安心である。
両替所は、ややレートが劣るが、空港内にもある。ホテルでは、やはりレートが劣るが、日曜、祝日でも換金できる。また、新市街のショッピングセンターは、週末でも営業しているところがある。

11-2 出国
(1) 出国時の概要
3階の航空会社カウンターでチェックインを済ませ、出国審査所で審査を受け、出
国する。空港ビル内には土産物店がいくつかあるが、市内の店より割高である。
(2) リコンファーム
出発72時間前に行う必要がある。
(3) チェックイン
国際線は2時間前、国内線は1時間前に行う。アメリカ経由の場合、同国のテロ対策により、3時間前にチェックインするように航空会社から指示された時期もあった。
(4) 空港利用税
空港利用税は30米ドルであるが、通常航空券に含まれている。
(5) 出国手続き上の留意点
滞在査証が数次であれば、再入国査証は必要ない。また、取得している査証の期間内であれば、再入国査証の手続きの必要もない。

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