ブラジル旅行に関する情報のまとめ

ブラジル旅行に関する情報のまとめ

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ブラジルの概要のまとめ

(1) 正式名称 (和文)ブラジル連邦共和国
(英文)Federative Republic of Brazil
(2) 政体 連邦共和制、三権分立(米国型)
(3) 首都 ブラジリア
(4) 面積 851.2万平方キロメートル(日本の22.5倍)
(5) 人口 2億608万1432人(2016年8月30日IBGE推計)
(6) 民族 欧州系(48%)、アフリカ系(8%)、東洋系(0.6%)混血(43%)、先住民(0.4%)(ブラジル地理統計院、2011年)
(7) 言語 公用語 :ポルトガル語
(8) 宗教 カトリック約65%、プロテスタント約22%、無宗教8%(ブラジル地理統計院、2010年)
(9) 略史 1500年ポルトガル人カブラルがブラジルに到達。1802年ナポレオンの本国侵入によりポルトガル王室がブラジルに逃亡。1822年ポルトガルより独立。1889年共和制樹立。1908年日本人の移住開始。1964年ブランコ軍事政権成立。1985年民政移管。1988年新憲法(民主憲法)公布。2003年ルーラー政権(労働党)成立。2011年ジルマ政権(労働党)成立。2016年8 月31日ミシェル・テメル政権(ブラジル民主運動党)成立。
(10) 在留日本人 54,377人(2014年10月1日現在) (日系人総数約190万人)
(11) 気候 国土が広大であるため、地域による差異が大きい。アマゾン地帯は熱帯雨林気候、中部高原と海岸平野は亜熱帯性気候、東北部の山岳地帯は半砂漠型乾燥気候、南部は温帯性気候である。

ブラジルと日本との時差

日本との時差 :-12時間
サマータイム サマータイム :10~2月の間実施され、その間の時差は-11時間となる。

ブラジルの祝日

1月1日 元旦
2月8-9日 カーニバル
2月10日 灰の水曜日
3月25日 聖金曜日
3月27日 復活祭
4月21日 チラデンテスの日
5月1日 メーデー
5月26日 キリスト聖体祭
7月9日 護憲革命記念日
9月7日 独立記念日
10月12日 聖母の日
11月2日 万聖節
11月15日 共和制宣言記念日
11月20日 黒人尊厳日(ズンビの日)
12月25日
(2016年) クリスマス

ブラジルのビジネスアワー

官庁 : 9:00〜17:00(土日休み)
銀行 :10:00〜16:00(土日休み)
商店 :10:00〜22:00(日曜日は一部を除きほとんどの店が休業)

ブラジルの言語

業務 :ポルトガル語。一部で英語が通じる場合がある。
ホテル、買い物、食事 :一部高級ホテルのフロントでは英語が通用する。市場、一般商店 などではポルトガル語のみと考えたほうがよい。

ブラジルの通貨

通貨 :レアル(R$)(1レアル=100センターボ)

ブラジルの在外日本関係機関と現地官公庁

●日本大使館 (Embaixada do Japão em Brasília)住所:Av. das Naades Unidas, Quadra 811, Lote 39
Brasadra 811, LoBrasil CEP:70425-900
電話 :+55-61- 3442-4200 FAX :+55-61- 3442-2499 URL:http://www.br.emb-japan.go.jp
Email: consular.japao@bs.mofa.go.jp
●サンパウロ総領事館 (Consulado Geral do Japão em São Paulo)
住所:Av. Paulista, 854 – 3º andar, Bela Vista
Sao Paulo ao Pauloata,
CEP: 01310-913
電話:+55-11-3254-0100 FAX:+55-11-3254-0110 URL:http://www.sp.br.emb-japan.go.jp
Email: consuladojapao-sp@sp.mofa.go.jp
●日本貿易振興機構(JETRO)
住所:Alameda Santos, 771 – 1° andar Sao Paulo-SP-Brasil CEP: 01419-001
電話:+55-11-3141-0788 FAX:+55-11-3253-3351
URL:http://www.jetro.go.jp/brazil E-mail:jetrosp@jetro.org.br
●ブラジル日本商工会議所
住所:Av. Paulista, 475 – 13º andar
São Paulo – SP – Brasil CEP: 01311-908
電話:+55-11-3178-6233 FAX:+55-11-3284-0932 URL:http://www.camaradojapao.org.br
E-mail:secretaria@camaradojapao.org.br

ブラジルのホテル

サンパウロには5つ星の高級ホテルから安価な宿まで多数あり、アラブ系、北米系、日系、台湾系のホテル、サウナ付きのホテルもある。日系のホテルには日本語のわかる従業員がいる。
主なホテルは次のとおり(詳細はPart3イエローページを参照)。
・Maksoud Plaza(マクスード・プラザ)
・InterContinental São Paulo(インターコンチネンタル・サンパウロ)
・Tivoli Mofarrej – São Paulo (チボリ・モファレイ・サンパウロ)
・Paulista Plaza(パウリスタ・プラザ)
・ Nikkey Palace Hotel(ニッケイ・パラセ・ホテル)
・ Matsubara Hotel(マツバラ・オ・ホテル)
・ Garden Paulista(ガーデン・パウリスタ・ホテル)
・ Blue Tree Premium Paulista(ブルーツリー・プレミアム・パウリスタ)
・ Hotel Ramada(ホテル・ラマダ)

長期滞在者用ホテルは次のとおり。
・Arai Residence(アライ・ヘズィデンス)
・Transamerica Hotel(トランザメリカ・ホテル)
・Flat The Pierre(フラッツ・ザ・ピエヘ)

ブラジルの電源・電圧・コンセント形状

(1) 電圧
サンパウロ市内では110V、60Hzの場合が多いが、場所によっては220V、 60Hzの場合もある。同じ家、同じ部屋のなかに110Vと220Vのコンセントが混在している場合も多々あるので、確認が必要である。
たいていの場合、日本の電化製品はそのまま使用できるが、マイコン式の製品は劣化が早いので、トランスの使用を勧める。トランスは現地でも購入可能であるが、購入できる場所が限られていることもあり(地下鉄São Bento =サン・ベント駅近くの、電器店が多く集まっているRua Santa Efigênia (サンタ・エフィジェーニア通りの店など)、1~2個は日本から持参するとよい。
(2) コンセント、モジュラージャックの形
電気コンセントは、ABNT(ブラジル技術規格協会)が、ブラジルで使用されているコンセントの形状を新しい形状(コンセントC(変形)タイプ)にすることを決定し、家電メーカーは新規格のコンセントに切り替え始めた。現在はAタイプのコンセントを使うにはアダプターが必要な場合がほとんどである。
なお、現地で売られている家電製品のなかには、SEタイプのプラグが使われ
ているものもある。

モジュラージャックは、日本で通常使われている R-11タイプか、それとは異なるブラジルタイプのいずれかで、これら2タイプ間の変換アダプターは、現地での購入が可能である。

ブラジルの気候と服装

一日のうちに四季があるといわれるほど気温の変化が著しいので、東京の夏から冬(摂氏7~30度)にかけての衣類が必要である。
衣類は豊富に出回っているが、質があまりよくないものも往々にして見られる。
サンパウロ市内には、欧米の高級ブランドの直営店も数多くある。
ブラジル人はノーネクタイのラフな服装で執務しているが、日本の駐在員は夏でも背広にネクタイが普通である。背広は既製品があり、仕立てることもできるが、できれば持参したほうがよい。ワイシャツもサイズが合わない場合があるので持参すること。防寒用のチョッキやセーター、薄手のコートなども持参すると便利である。
女性の場合、下着類は、サイズがあっても形や品質が日本と違い、気に入らないことが多いため、できるだけ持参したほうがよい。仕事用の質のよいスーツなども、最小限持参したほうがよい。また、防寒用にセーター類を少しと、薄手のコートとブレザー類があると便利である。

ブラジルでの洗濯・ランドリー

洗濯機、洗剤は現地での購入が可能であり、普通の服の洗濯には全く問題がない。ただし、デリケートな衣服用洗剤はないので、扱いの難しい衣類のクリーニングは気をつけたほうがよい。クリーニング店は市内に多数あり、ドライクリーニングも可能である。
また、現地では下着や靴下までアイロンをかける習慣があるので、洗濯を家政婦などに頼む場合は、布地による水洗いの可否やアイロンの可否を指導すること。

ブラジルでのチップ

チップの習慣はあるが、絶対的なものではない。(支払いの10%程度)

ブラジルでの食事・レストラン(外食)

(1) 一般事情
世界各国の料理を楽しむことができる。夕食は通常19:00過ぎから始まり、ほとんどの店では服装は自由である。
(2) 飲食店
飲食店の案内書としては、週刊誌「VEJA(ヴェージャ)」に毎号添付されている「VEJA São Paulo(ヴェージャ・サンパウロ)」、Editora Abril(エジトラ・アブリウ)社発行の「Comer & Beber(コメール・エ・ベベール)」などがある。また、インターネットでも現地のレストランガイドのサイトがいくつかある。
日本人がよく利用するレストランのうち、仕事などで利用するレストランの主要なところは次のとおりである(詳細はPart3イエローページを参照)。これらのレストラン以外にも、手ごろな値段でおいしい料理が食べられる店が市内に多数ある。
<日本料理>
・Hideki(ひでき)
・Aizome(藍染)
・Makoto(まこと)
・Kido Airaku(喜怒哀楽)
・Sushi-kiyo(寿し清)
・ Aska(あすか)
・ Sukiya(すきや)
・ Miyabi(みやび)
・ Porque Sim(ポルケ・シン)
・ Deigo(でいご)
・ Lamem Kazu(らーめん和)・ Espaço Kazu(エスパソ和)・ Shinzushi(新寿司)
・ Ajisai(味彩)
・ Bueno Cozinha Oriental(ブエノ・コジーニャ・オリエンタウ)
・ Pub Kei(パブ・ケイ)
<インド料理>
・Tandoor(タンドール)
<ポルトガル料理>
・ A Bela Sintra(ベラ・スィントラ)
<ブラジル料理>
・Barbacoa(バルバコア)・Bolinha(ボリンヤ)
・Fogo de Chão(フォゴ・デ・ション)・Dinho’s(ジンヨッズ・プレイス)
・ Rubaiyat Alameda Santos(ベイビー・ビーフ・ルバヤット)
・ Novilho de Prata(ノヴィリョ・デ・プラタ)・ Tordesilhas(トルデジーリャス)
<中国料理>
・Golden China(ゴールデン・チャイナ)
・Taizan(泰山)
・Hong He(ホンゲ・ヘ)
<韓国料理>
・Lua Palace(ルア・パラセ)
<フランス料理>
・La Cuisine du Soleil(ラ・クジネ・ドゥ・ソレイユ)
・ Saint Germain(サイント・ジェーマン)
・ Ici Bistro(イスィ・ビストロ)
<イタリア料理>
・Famiglia Mancini(ファミグリア・マンスィーニ)
・Cantina Sesto(カンチナ・セスト)
<スペイン料理>
・ Don Curro(ドン・クーホ)

ブラジルの食べ物

(1) 一般事情
あらゆる食料品が入手可能であり、特に新鮮な果物と野菜が豊富である。刺し身にできる新鮮な魚類も一年中手に入る。定期的に開かれる露天市(フェイラ)やスーパーマーケットで購入するのが一般的で、和食用食材も、輸入品、ブラジル製ともに容易に手に入る。なお、海藻類は種類が少なく、輸入品になるので値段は高い。
衛生面はおおむね心配ない。
飲料水は、水道水ではなくミネラルウオーターを利用するのが一般的である。
(2) 主な食品の出回り状況
穀物類、野菜、果物、魚、肉、乳製品、調味料、飲料水、インスタント食品、酒類(ブラジル製の日本酒もある)など、日常生活に必要な食料は市場に十分出回っている。輸入品の酒類は高価である。

ブラジルでの食料品の入手

Liberdade(リベルダーデ)地区のBairro Oriental(バイホ・オリエンタウ/東洋人街)に日系、台湾系、韓国系の店が数多くあり、日本の食品が入手できる。ブラジル系大手スーパーでも、しょうゆ、うまみ調味料、インスタントラーメンなどを取り扱っている。また、露店市では主に日系露天商が、豆腐、納豆、うどん、そば、漬物、ちくわ、かまぼこ、もち、日本の菓子類、みそ、油揚げ、ゴマ、お茶などを取り扱っている。カリフォルニア米およびブラジル産米は各種あり、宅配する店もある。
スーパーマーケットは市内に数多くある。殆どのショッピングセンター内に1軒はある。
主なものは以下のとおり。
・Supermercado Carrefour
(スペルメルカード・カヘフール)
・Extra Hipermercado
(エストラ・イペルメルカード)
・ Supermercado Pão de Açúcar
(スペルメルカード・ポン・デ・アスカル)
・Supermercado Hirota(スペルメルカード・ヒロタ)
・Marukai(丸海)
・Casa Bueno(カザ・ブエノ)
・Emporio Azuki(エンポヒオ・アズキ)

ブラジルでの日用品・雑貨の入手

スーパー、文房具店が各地にあり、一般的な日用品類は簡単に手に入る。
日用品、雑貨は以下の店で購入できる。
・Supermercado Carrefour(スペルメルカード・カヘフール)
・Hipermercado Extra(イペルメルカード・エストラ)
・Supermercado Pão de Açúcar(スペルメルカード・ポン・デ・アスカル)

ブラジルでの換金・両替の方法

換金するには、パスポート、あるいはブラジルの身分証明書(Identidade/イデンチダーデ)の提示が必要である。多くの人の場合、現地通貨口座を開設し、小切手支払い・換金に利用している。
サンパウロ市内には非常に多くの銀行があるものの、外貨の両替を取り扱う銀行はごく少数(所定の銀行のみ)である。
空港の銀行、両替店、ホテル、土産店などで換金が可能である。

ブラジルでのクレジットカード利用

国際的に通用しているクレジットカードは、ほとんど利用可能である。

ブラジルでの移動・交通

(1)一般事情
タクシー、バス(市内路線、近郊路線および長距離バス)、国内航空などは、かなり発達している。
地下鉄は5路線のみで、サンパウロ市内のごく一部しかカバーしていないが、沿線間の移動には非常に便利である。
道路網はかなり整備されているが、朝夕のラッシュ時には、サンパウロ市内の多くの場所で渋滞が発生する。一方通行や右折・左折禁止などの場所がかなりある。
タクシーを利用する際は、流しのタクシーでなく、市内のいたるところにある Ponto de Taxi(ポント・デ・タクシー/タクシー乗り場)から乗ると、比較的安全である。
長距離バスや地下鉄ではスリ、窃盗に遭う危険があるので、手荷物には注意すること。

(2)空港から市内への移動
Aeroporto Internacional de Guarulhos(アエロポルト・
インテルナシオナウ・グァルーリョス/グァルーリョス国際空空港)からサンパウロ市内に移動する方法としては、主に次のものが挙げられる。
・事前に現地の信頼できるタクシー運転手に連絡し、空港での出迎えを依頼す る:料金は150レアル程度である。
・空港と市内各所を結ぶシャトルバスを利用する:料金は、1人あたり42レアルである。
・空港に出入りしているRadio Taxi(ハジオタクシー/ラジオタクシー)を利用する。
空港に出入りするラジオタクシーの車体は、白地に青いラインが入ったデザインで統一されている。料金は行き先によって異なるが、だいたい100レアル程度である。ただし、空港から市内へ向かうタクシーを狙ったタクシー強盗が頻発しているため注意が必要である。
<シャトルバスの主な路線>
・グァルーリョス空港~Avenida Paulista(アベニーダ・パウリスタ)パウリスタ大通り)周辺の各ホテル
この路線は、Maksoud Plaza Hotel(マクスード・プラザ・ホテル)Alameda Campinas, 150(アラメーダ・カンピーナス、セント・エ・シンクェンタ)から発着している。空港からパウリスタ大通りに向かうバスに乗る場合は、行き先のホテルの名前を運転手に告げればよい。空港へ向かうバスに乗る際は、Maksoud Plaza
Hotel(マクスード・プラザ・ホテル)から乗車することを勧める。
・グァルーリョス空港~チエテ長距離バスターミナル(Terminal Rodoviario Tiete (テルミナウ・ホドヴィアーリオ・チエテ)/地下鉄Tiete(チエテ)駅近く)
・グァルーリョス空港~ヘプブリカ広場(Praça da Républica/地下鉄プラッサ・ダ・ヘプービリカ駅近く)
・グァルーリョス空港~コンゴンヤス空港(Aeroporto de Congonhas/アエロポルト・デ・コンゴンヤス/サンパウロ市内にある国内線専用空港)
以上のほか、サンパウロ市内のコンゴーニャス空港からも、市内各地へシャトルバスが運行されている。ラジオタクシー(白地に青いライン)、一般のタクシーおよび市内路線のバスもある。

ブラジルでの交通事故・盗難への対処

(1)対処方法
知人、弁護士などに連絡する。けが人のある場合には、救急病院へ連絡するとともに、警察に通報し、事故車はそのままにしておく。物的損害のみの事故に関しては、警察は介入しないので、示談か保険などにより解決する。困難な場合は、弁護士に依頼する。
加害者が現場から逃げたり、自分の過失を認めずに相手方に責任があると強引に主張したりすることも少なくない。
人身にかかわる大きな事故の場合は、現場が交通の妨げになったり、事故を誘発しないよう措置をとったり、早急に救急車を呼ぶこと。その後、事故の発生場所、事故の程度やけが人の有無などを警察に通報して、指示を受ける。また、保険会社や弁護士に連絡して、事後交渉を依頼する。
事故の際の連絡先は次のとおりである。
・中央警察(市内での事故):電話:190
・州道路警察(州内道路での事故):電話:3327-2727
・連邦道路警察(国道での事故):電話:6095-2300
・CET(セ・エ・テ/交通事故一般):電話:1188
・救急車:電話:192(市の救急車)、193(消防隊の救急車。消防も193番のため、消防か救急か要望を伝える必要がある)
(2) 救急病院
192または193番に電話をすると救急車が最寄りのPronto Socorro(プロント・ソコーホ/救急指定病院)に搬送する。日伯友好病院(電話:2633-2282)およびサンタ・クルス病院(電話:5080-2000)に電話をしても救急車を手配してくれる。救急病院は各地区にあり、救急車は最寄りの救急指定病院へ搬送する。
(3) 車両の盗難、車上荒らし
車の盗難や車上荒らしの頻度は高い。特に新車は狙われやすいので、盗難用
アラームの設置が望ましい。また、車内に荷物を置いたままにしないこと。

ブラジルの風俗・習慣

信仰の自由は認められているが、大多数がカトリックを信仰しており、その伝統は根強く、国民の風俗習慣に浸透している。
中南米諸国中、唯一のポルトガル語使用国である。世界各国から移住が行われたことによって地域的にそれぞれの文化の影響があるが、基本的にはカトリックとヨーロッパ文化の影響が支配的である。約束、時間などに対する義務観念は薄く、パーティーなどに30分くらい遅れるのはふつうである。社交は家族ぐるみ、または配偶者同伴の場合が多く、レディーファーストの習慣が徹底している。

ブラジルでのタブー・禁止されている言動

親指と人さし指で円をつくったり、人差し指を用いて人を指したりする動作は失礼にあたるので、慎むこと。

ブラジルの出入国手続き

11-1 入国
(1) 空港施設概要
Aeroporto Internacional de Guarulhos(アエロポルト・インテルナシオナウ・デ・
グァルーリョス/グァルーリョス国際空港)は、国際線
到着ロビーに免税店があり、ウイスキーやタバコなど1人500米ドルまで購入可能である。
出迎えの人は税関通関後の出口の外で待つ。
(2) 入国手続き書類
入国手続きには、旅券、ビザ、入国審査カード、税関申告書の提示が必要である(帰りの航空券を求められることもある)。入国審査カード、税関申請書は機内で受け取って必要事項を記入しておくこと。
(3) 入国審査
ブラジル旅券所持者とそれ以外の旅券所持者に分かれ審査が行われる。
(4) 税関検査
税関申告審査カードを提出する。税金のかかるもの、持ち込みが認められていないもののほか、新品と思われるような段ボール荷物、必要以上に多くの荷物を携行している場合などは、開梱・開封されることがある。
よって、段ボールに梱包しての携行品の持ち込みは避けることが望ましい。
(5) 空港内での留意点
預けた荷物が出てこない場合は、航空会社にその旨を申し出て、現地での連絡先を伝える。
病気の際は、空港職員に通報する。
税関通過後の置き引きには十分注意すること。
(6) 出迎え
該当情報なし。
(7) 空港からの主な交通手段
「7-1(2)空港から市内への移動」を参照。
(8) その他の留意点
空港での外貨交換は公定レートである。空港内の観光案内所では、主要ホテルの予約が可能である。

11-2 出国
(1) 出国時の概要グァルーリョス国際空港は、1階(日本でいう「2階」)が搭乗ゲートになっている。
グァルーリョス~成田間の直行便は無く、乗り継ぎをせざるを得ない。
(2) リコンファーム通常不要。
(3) チェックイン
国内線は出発の1時間前、国際線は2時間前までにチェックインを行う。
(4) 空港利用税
チケットに空港利用税が含まれている。
(5) その他の留意点通常、ビザの有効期間中は、再入国ビザの取得は必要ない。
動植物検疫証明書の取得は、サンパウロ州農務局へ許可申請しなければならないが、空港内にも出張所がある。身分証明書(オリジナル)の提示が必要である。

11-3 帰国手続き
(1) 帰国時に必要な事務手続き
ビザの取得は、他の国に立ち寄る場合には必要であるが、帰国する場合は不要である。予防接種証明は必要ない。
(2) 車の処分
知人、友人などの口コミで譲り渡す方法と、新聞広告または仲介会社を通じて売却する方法がある。免税でない場合、手続きに要する書類は、DUT(車両所有証明)のみである。免税車については、ブラジル中央政府で手続きが必要である。
(3) 家財道具の処分
一般に、家財道具は現地で処分するほうが有利である。新聞広告による売却、または後任者へ委譲する方法がある。サンパウロには下記のような日系の運送会社もある(詳細はPart3イエローページを参照)。
・Nippon Express do Brazil Transportadora International Ltda.(ニッポン・エクスプレス・ド・ブラジル・トランスポルタドーラ・インテルナシオナウ/日本通運)
・Premier Interlog e Armazens Gerais Ltda.(プレミエール・インテルログ・エ・
アルマゼンス・ジェライス/西濃運輸系)
(4) 住宅の明け渡し
契約に準じて解約を予告する。また、同じく契約に準じて壁の汚れや破損箇所などを修理し、家主と修理費の分担などを決める。修理などが終わった時点で、引き渡しが完了する。電話、ガス、電気の検針を依頼し、きちんと精算してから鍵を家主に返却するが、その際に鍵の受取証をもらうこと。
(5) 外貨持ち出し規制
10.000レアル相当まで両替可能。

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